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第5回「デジタルを活用した暮らしと防災」アイデア発掘ワークショップを開催しました!
2025年1月22日(水)、釜石市のコワーキングスペース「co-ba kamaishi」にて、第5回「デジタルを活用した暮らしと防災のアイデア発掘ワークショップ」を開催しました。本イベントには、地域で活動するNPOスタッフや釜石商工高校の生徒など、計17名が参加。世代や立場を超えて、釜石の未来を考える活発な議論が行われました。
自由な発想が飛び交う「モウトレ」形式で実施
今回のワークショップでは、「一般社団法人 妄想からアイデアを共創する協会」所属の相内洋輔さんをオンラインでお迎えし、妄想アイデア発想法「モウトレ(妄想トレーニング)」を実施。付箋や模造紙を使わず、スマホを活用して自由に妄想をふくらませながら、まちの未来を描き出しました。初参加の高校生たちも、「スマホで完結するのが面白かった」「緊張せずに話せた」と好評で、終始和やかな雰囲気の中でアイデアが交わされました。
ワークショップで生まれたユニークなアイデアの一部をご紹介!
参加者からは、ユーモアと地域のリアルな課題感がミックスされた、実現可能性を秘めたアイデアが多数生まれました。以下はその一部です:
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🦌 「シカを見つけたらポイントが貯まり、地域の特産品と交換できるアプリ」
地域の自然と暮らしを結びつけた、エコで楽しい防災アプリの構想です。 -
📱 「スーパーの特売や産直の出品状況が分かるライブカメラアプリ」
高齢者や買い物弱者の支援にもつながる、便利な情報共有アイデア。 -
🧭 「避難所の混み合い状況がリアルタイムで分かるアプリ」
災害時における避難行動の最適化を図る、実用性の高い防災支援ツール。 -
🧰 「遭難したときでも道がわかるアプリ」
山間部や海岸沿いなどでの安心を支える、防災と観光の両面に役立つ提案。 -
🍦 「不安な気持ちに喝を入れてくれるソフトクリーム屋」
メンタルケアと癒やしを提供するユニークな地域コミュニティスポットの構想。
次回は「アイデアソン」へつながります!
このワークショップで共有されたアイデアは、次回2月に予定されている「アイデアソン」へと引き継がれ、より具体的なプロジェクト案として深掘りされていく予定です。地域の声を活かし、未来の釜石を形づくる取り組みに、今後もぜひご注目ください。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
本イベントは、2024年度年賀寄付金事業の助成を受けて実施されています。