7月20日(木)、釜石市で子ども支援活動を行っている団体と一緒に
陸前高田市で子ども支援活動を行っている幾つかの団体さんを訪問し
さらに、子どもネットワーク会議に参加するという団体間交流を行いました。
午前10時、まず訪問させていただいたのは、
「NPO法人パクト」さんhttp://pact-rt311.org/
2011年10月より子どもの居場所「みちくさルーム」を開催されており、
担当者の方に活動についてお話しを伺いました。
陸前高田市は校庭に仮設住宅が建設されています。子どもたちが自由に
のびのびと過ごす事が出来る「みちくさルーム」はとても貴重な居場所で
あると、改めて思いました。
気が付くと、次のお約束の時間ぎりぎり。時間の経過するのが早く感じます。
次は訪問先は高田大隅つどいの丘商店街にある
「NPO法人きらりんきっず」さんhttp://kirarinkids.blogspot.jp/
代表理事の伊藤さんにお話しを伺いました。
先に活動拠点である「おやこの広場 きらりんきっず」を見学させていただきました。
この日も利用者さんが来られており、おかあさんもお子さんもとっても
居心地がよさそう。素敵な空間でした。
きらりんきっずさんは震災前から任意団体として活動しており、2013年12月に
NPO法人格を取得し、継続的な子育て支援を行っています。
「とにかく自分たちが楽しむ」「持続的な活動をするために無理をしない」
「みんなで共有する」が団体のモットーとお話しされる伊藤さん。
一緒に行ったみなさんも「そうですよね」と、伊藤さんの話に引き込まれて
いました。話しが尽きず、高田大隅つどいの丘商店街でお昼もご一緒しました。
午後はレインボーハウス陸前高田で月1回の子ども支援ネットワーク会議に
参加させていただきました。
NPO法人・市民活動団体・行政のみなさんが集まり、活動状況の報告や
イベントの告知をされています。市内の団体はもちろん、市外、県外の団体も
参加されております。釜石の団体さんからも日頃の活動やイベントの告知を
させていただきました。
今回のネットワーク会議では、先日、釜石でも講座が行われた「子ども食堂」
についての話しもあり、ネットワーク会議終了後には「子ども食堂」について
の会議にも予定されておりました。私たちも引き続き参加させていただきました。
釜石でも「地域にあった形」という話し合いがされたと伺っておりましたが、
陸前高田でも同様の話し合いがされておりました。
今回、陸前高田の子ども支援の団体さんと交流できた事で、地域の特性も理解
できましたし、共通点も見つける事ができ、大変よい機会になったと参加いただ
いた両地域の団体さんから、感想をいただきました。
陸前高田の団体さんから「今度は私たちが釜石に行きます」という嬉しいお話しも
いただきました。子ども支援に限らず、第2弾も出来ればと思います。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
この事業はタケダ薬品×日本NPOセンター協働事業
「タケダ・いのちとくらし再生プログラム」の助成を受けて実施しています。