唐丹中学校仮設校舎で3学期スタート

冬休みを終え、本日(17日)から「釜石市立唐丹(とうに)中学校」の3学期が始まりました。
「釜石市立唐丹中学校」は3.11の東日本大震災で校舎が耐震機能を失い、
この体育館をパーテーションで区切り、授業を行っておりました。
昨年9月末より《仮設校舎》の建設が始まり、3学期から仮設校舎でのスタートとなりました。

 

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生徒さん達が始業式の為、久しぶりの体育館に入ってくるなり、
「体育館ってこんなに広かったんだー」と話しているのを聞くと、
どんなに窮屈な思いをしていたかが想像で出来ました。

11日に一足早く引っ越し作業が行われた校舎を見せて頂きました。

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奥が「唐丹中学校」、手前が「唐丹小学校」です。
「唐丹小学校」も東日本大震災の津波で校舎を失い、平田(へいた)小学校に
間借りをしておりましたが、昨日(16日)より仮設校舎で3学期がスタートしています。

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廊下や教室は静かに生徒さんを待っているかの様です。

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図書室はあるのですが、音楽室や調理実習室などはお隣の「唐丹小学校」の教室を
借りるのだそうです。そのため、小学校と中学校の間には渡り廊下があり、行き来できる
様になっていました。

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仮設住宅から通っている生徒さんもいる為、スクールバスは釜石市内の洞泉(どうせん)
地区から唐丹地区までの仮設住宅をまわっています。

この震災でとても頑張っているのは子供達ではないでしょうか。
子供達が少しでも安心して生活できる様、私達大人も頑張らなければと思います。

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