2025年度日本郵便年賀寄付金助成事業【デジタルで変わる暮らしのカタチ】第4回レポート ~デジタルサービス実用化検討会より~

2025年11月11日、「みんなの家・かだって」および オンラインにて、第4回デジタルサービス実用化検討会を開催しました。

今回は、放課後デイサービスの管理者や元保健師など、これまでとはまた違う顔ぶれが加わり、地域で暮らす人・支える人それぞれの目線からの意見が集まりました。議論の中心は「地域内SNS」と「暮らしマップ」の2つ。これまで検討してきたアイデアを、実際に動かせる形に近づけるための回になりました。

試作品を見ながら議論する

今回初めて、具体的なプロトタイプを画面共有しながら意見交換を行いました。

暮らしマップ(Googleマイマップ)
釜石市内の子育て関連施設をピンで打ったマップのサンプルを紹介。保育所・認定こども園・学童育成クラブなど、分類ごとに色を分けて表示しました。「釜石福祉マップ」として、みんなで少しずつピンを打ち足していく方向を確認しました。参加者からは「自分の生活圏のマップを自分で作れるなら、個人としても使える」「クマの出没情報をリアルタイムでピンで共有できないか」「バス停にリンクを貼って時刻表に飛べるようにしたい」など、アイデアが次々と広がりました。

地域内SNS(Mixi2)
招待制のクローズドSNS「Mixi2」に「かだって釜石」というコミュニティを試験的に作成し、画面を共有しながら説明しました。「困りごと相談室」「譲ります・探しています」などのタグを使って投稿を分類する仕組みも紹介しました。

議論から見えてきたこと

SNSよりもマップの方が可能性が見えやすかった
SNSについては「誰が使うのか」「必要性はあるのか」という根本的な問いも出た一方で、マップは「自分の地図を作る」という身近な入り口から入れるため、具体的なアイデアが次々と生まれました。シニア向けのマイマップ作成体験会を企画する方向が固まりました。

地域内SNSはテーマを絞ることが大切
「子育て世代の女性が、地域内でお下がりを譲り合える場がほしい」「民間のイベント情報が拾いにくい」といった、これまでのワークショップで聞いてきた声が改めて確認されました。その上で、「テーマを絞らないと参加する人も困る」「オープンに広げたい情報とクローズドで扱いたい情報は分けた方がよい」という整理ができてきました。

縦のコミュニティと横のコミュニティ
地域の自治会・町内会のような「エリアでつながる縦のコミュニティ」と、趣味・関心でつながる「テーマ型の横のコミュニティ」、それぞれに合った使い方・ツールが違うという視点も共有されました。

デジ町町内会という選択肢 町内会運営をLINEを使ってデジタル化するサービス「デジ町町内会」も紹介しました。回覧板のデジタル化や安否確認、キャッシュレス集金などに対応しており、12月からのトライアル運用を検討中です。

今後の進め方

  • 暮らしマップ:みんなでピンを打てる体験の場を設けながら、少しずつコンテンツを充実させていきます
  • 地域内SNS:テーマと対象を絞り込んだ上で、Mixi2を使ったトライアル運用の準備を進めます
  • 福祉DX勉強会 第2回:12月9日(火)18:00〜20:00、小柴さんを講師に迎えオンライン開催予定です。福祉事業所の方のご参加も大歓迎です

「こういう情報をマップに載せてほしい」「このイベント、SNSで告知してみたい」といった声も随時お待ちしています。関心をお持ちの方はぜひ @リアスまでお声がけください。

NPO法人アットマークリアスNPOサポートセンター 年賀寄付金助成事業「デジタルで変わる暮らしのカタチ」

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