「備えあれば患いなし」

【釜石市ハザードマップより抜粋】

9月8日(水)第122回釜石地域連絡会議を開催致しました。

今回は釜石市は9月1日から7日まで地震・津波避難訓練週間として家庭や職場などでの避難訓練を呼び掛けていることもあり「避難訓練」についてみなさんと一緒に考えました。

参加された団体は避難場所も避難経路も年に数回確認しているとの事。
「市が指定する避難場所が変わって、以前より遠くになりました。子どもたちが歩いて避難するのは難しいので避難する時は車で移動ですね。
でも、普段から火災の時や土砂災害の時に一時的に避難できる場所を近所で決めています。
子どもたちと一緒に散歩しながら近所に何があるかマップを作って確認しています。」と普段からしっかりと備えておられます。

また、障がい者支援の団体さんから施設利用者さんが飼っているペットとの非難について話題もありました。東日本大震災の時もペットを飼っている方が避難先で苦労した話をよく伺いました。震災後、独居の方が仮設住宅でペットを飼うなど、震災後はペットを飼っている住民さんも多いように思います。
みなさんとの話の中では「飼っている方にとっては家族同然だけど、アレルギーのある方や苦手な方もいるから難しいですね。でも、避難場所に連れてきてはいけないという事ではないと思います。」との意見が多く出されました。

釜石市ホームページを調べてみると、現在、釜石市で可能なのはペット同伴避難です。
建物の軒先に繋ぐなど屋外で管理していただくか、自家用車内で管理することとなります。(釜石市ホームページより抜粋)

普段から津波や土砂、洪水など災害ごとの避難場所や避難経路、避難場所の環境などを確認しておく事が重要だと思います。
調べてみると指定の避難場所が変わっているかもしれません。

この11月6日(土)・7日(日)は防災国体が釜石市で開催されます。
災害が多い日本に住んでいる私たちは普段の備えが防災の一歩であることを改めて思いました。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事