
2026年2月12日、「みんなの家・かだって」およびオンラインにて、第5回デジタルサービス実用化検討会を開催しました。
今回は前半にシンポジウムの開催に向けた内容の協議を行い、後半では「暮らしマップ」と「地域内SNS」の2つを実際に画面を見ながら試してみる時間を設けました。

3月のシンポジウムに向けて
年度末の3月3日に、今年度の取り組みの集大成として「福祉と防災のDXを暮らしの視点から考えるシンポジウム」を開催することを確認しました。
このシンポジウムは、「これが答えです」という結論を示す場ではなく、一年間の検討と試行錯誤の現在地を率直にお伝えし、参加者の皆さんと一緒に考える場として設計しています。地域内SNS・暮らしマップ・コミュニティ交通それぞれのテーマについて、取り組んできたこと・見えてきた課題・これからの方向性を共有する予定です。
みんなの家・かだってを会場に、Zoomによるオンラインとのハイブリッド形式で開催します。移動が難しい方や遠方の方にも参加していただけるよう、オンライン参加を主軸に考えています。詳細は追ってお知らせしますので、ぜひご参加ください。
暮らしマップを実際に見てみる

Googleマイマップで作成中の「釜石福祉マップ」のプロトタイプを画面共有しながら確認しました。現時点では、みんなの家、社会福祉協議会、保健福祉センター・地域包括支援センター、情報交流センター、各種NPOなどをカテゴリーごとに色分けしてピンを打っています。子育て支援センターや授乳・おむつ交換スペースのある場所も登録済みです。
参加者からは「授乳室やおむつ交換スペースのマップは子育て中のパパにもすごく役立つ」「クマの出没情報をリアルタイムでピン共有できないか」「バス停にリンクを貼って時刻表に飛べるようにしたい」といった声も出て、アイデアがどんどん広がりました。
課題として見えてきたのは、Googleマイマップのカテゴリー(レイヤー)が最大10個までという制限です。情報が増えるにつれ、どうまとめるかは引き続き検討が必要です。一方で、編集用リンクを共有すれば複数人で一緒に育てていけることも確認でき、「みんなで作るマップ」の可能性は十分にあることが分かりました。
地域内SNSを実際に試してみる

Mixi2に作成したコミュニティ「かだって釜石」への参加を、その場で実際に体験してもらいました。招待リンクを受け取り、アカウントを作り、参加申請して承認されるという一連の流れをその場で試し、「参加できました」という声が上がりました。
テーマ設定については、「困りごと相談室」「譲ります・探しています」「イベント告知」など目的によってコミュニティを分けた方が使いやすいという方向性を確認しました。また、広く告知したいオープンな情報と、地域内だけで安心してやりとりしたいクローズドな情報は、仕組みとして分けた方がよいという整理も改めて確認できました。
管理する側の負担や、参加者をどう増やしていくかという課題は引き続き残っていますが、「まず小さく始めてみる」という方向性は変わっていません。
次回以降も、実際に使いながら課題を積み重ねていく予定です。「こういう場所をマップに載せてほしい」「SNSでこんな情報交換がしたい」といった声も歓迎しています。関心をお持ちの方はぜひ @リアスまでお声がけください。
NPO法人アットマークリアスNPOサポートセンター 年賀寄付金助成事業「デジタルで変わる暮らしのカタチ」






