
2025年5月21日、「みんなの家・かだって」にて、第1回デジタルサービスの実用化検討会を開催しました。
この検討会は、昨年度2月に開催した「地域デジタルアイデアソン」で地域の皆さんから寄せられた貴重なアイデアをもとに、それらを実現に向けて形にしていくための全7回シリーズの取り組みです。プロジェクトとして進めている「デジタルを使って、暮らしをもっと便利に、豊かにする」ことを目指しています。
第1回目は釜石市、地域デジタルアイデアソンでテーブルファシリテーターを担当いただいた、陸前高田まちづくり協働センターの黄川田さん、いわて連携復興センターの新田さんとアイデアの整理と選定等を行いました。
暮らしの困りごとを、デジタルで少しずつ解決できたら
昨年度の「アイデアソン」では、釜石の未来を見据えて、地域の困りごとをデジタルの力でどう解決できるかをみんなで考えました。
今回の検討会では、その中から実現の可能性が高そうなアイデアを選び、今後の検討テーマをしぼりこみました。
🌱 注目されたアイデア(一部)
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災害時に情報をいち早く届ける「防災ウォッチ」
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子育て世代を支援する「スケジュール支援アプリ」
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お下がりや地域の情報をやりとりできる「地域SNS」
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高齢者の買い物を助ける「買い物バス」
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福祉情報を地図で見られる「地域福祉マップ」
これらのアイデアについて、今後は試作品の検討や課題の整理など、少しずつ実用化に向けたステップを踏んでいく予定です。
今後の予定
今年度は、7月から翌年2月まで、計6回の検討会を予定しています。それぞれのテーマについて話し合いを重ね、来年2月の「成果フォーラム」に向けて、取り組みの成果をまとめていきます。
地域での暮らしを少しでも前に進めるよう、引き続き関係者の連携のもとで取り組みを進めてまいります。