今日はカナダの公立の学校に見学に行ってきた黒澤君。どんな1日だったのでしょうか。
*----- Masumi.K さんから-----*
さて、本日は学校で、釜石のプロジェクトへの寄付が行われました。
学校の先生やスタッフの方が、クッキーやパンを自分で焼いてきたり、買ってきたりしたものを、
昼休みに学校で安く売り、その売り上げが寄付されるというもので、こちらでは時折行われます。
黒澤君も手伝い、明日の卒業式で寄付金を受け取ることになっております。
がんばって釜石のポスターや紙も張ってくださっていました。
また、お釣りはいらないので、寄付にまわしてくださいとおっしゃってくださる方もかなりいらっしゃり、
大変嬉しかったです。
その後は、地元の公立の学校を訪問いたしました。
学校へは船で行きました。
その学校では昨年3月11日たまたま20名ほどの希望した生徒を連れて日本へ旅行している最中で、
成田到着1時間ほど前に震災が起き、成田ではなく札幌に着陸し、
大幅に日程は変更されたものの、多くの日本人に助けてもらったとおっしゃっていました。
《 Argyle Secondary School 》
帰国後は、ありがたいことに学校内でも募金活動などがされたようです。
学校は、日本の中学2年生から高校3年生までが通っていて全校約1600名ほどの規模です。
17歳の生徒が学校内を先生とともに案内してくださいました。
生徒が教師から言われて行動するのではなく、自立しているのが印象的だったようです。
===== 黒澤君の日記 =====
今日で12目になりました。
今日の学校の授業は、オリンピックの競技の名前のクロスワードを
質問に答えて埋めていくやつとリンボーとフラフープなどをしました。
すごく楽しかったです。
授業が終わってから、先生たちが作ってきたクッキーやケーキを売るのを手伝いました。
売り上げは、寄付になるのでたくさんの人が買ってくれたしおつりを寄付してくれた人もいたので嬉しかったです。
学校が終わってからカナダの高校に行ってきました。
大槌高校と違って私服だったし、授業も大槌高校ではしないようなのをしていました。
なにより一人一人の目標があってそれに向かって頑張っているのがすごいと思った。
明日は学校の卒業式なので悲しいですが頑張りたいです。
===========================
カナダの公立高校は大槌高校とかなり雰囲気も違ったようですね。
気づかされる事も多かったことでしょう。帰国したら是非今後の学校生活に活かしてほしいと思います。
いよいよ明日は卒業式です。
感動的な1日になることでしょう。