今日は県立釜石病院のロビーで受付ボランティアをしている
「岩手高齢者大学釜石校 同窓会 ボランティア部」の皆さんの
活動の様子を伺ってきました。
県立釜石病院の一角に机を並べて座り・・・
- 新患だけど、どこで手続きすればいいの?
- お見舞いに来たけど何階に行けばいいの?
など、気軽に聞きたい内容を
忙しい病院スタッフの代わりに案内してくれます。
また、活動の中で気づいたことの記録を必ず取っていて
病院との橋渡しの役目も担っています。
「来院者用の車イスが不足しているようだ」
と記録に残したところ、実際に台数が増えていた等
形に残る実績も残しております。
会の成り立ちは「岩手高齢者大学 釜石校」のメンバーが
閉校後も何か出来ないか?との想いからOB会を設立したことから始まり、
病院受付ボランティアは、会の中の‘ボランティア部’のメンバーの皆さんが交代で行なっています。
しかしながら、既に8年ほど続けているこの活動も
メンバーの高齢化による人員不足は深刻で、
始めた当初は、週に2~3回行なっていた受付ボランティアも
現在は週に1度だけとなっています。
そんな中でも活動自体は非常に活発で...
☆部活動(グラウンドゴルフ、ダンス、写真、書道など)
☆ボランティア部(病院受付、人形劇など)
☆研修部(旅行会など)
活動実績 例)
・大松学園とのグラウンドゴルフを通した交流
・市の出前講座で自己啓発 など
今日お話しを伺っただけでも、これだけの内容が出てきました。
そして、今日私の相手をしてくださったのが「初代会長の浅沼さん」
御年80歳とは思えないほどのフットワークの良さで
詩吟の会の会長を務めるなど、様々な活動を通して地域に貢献されております。
「交流が多くないと人が集まらない」は浅沼さんのお言葉で
部活動や温泉旅行など、メンバー同士の交流を深める活動を多く取り入れています。
間口を柔らかくし、メンバー間の結束を強め、たまにボランティア活動を行なう。
【交流8割、ボランティア2割】くらいが長く活動を続けるコツかもしれませんね。
(伊藤)