以前【岩手丸】竣工式にお邪魔した【水産技術センター】に行って来ました。
前回訪れた際に百周年記念企画の展示品は2ヶ月毎位にかわると聞いていたので、
楽しみに行ってみると以前には無かった展示品が・・・。
輸出用のアワビ缶詰や、業務用の缶詰、調査捕鯨の鯨を使用した鯨の缶詰など。
右に写っているのは有名な《吉浜あわび》非売品だそうです。私は初めて見ました。
2階に上がると明治時代の器具や貝殻や海洋生物の標本等もあり、とても見ごたえが
あります。
中でも是非見て欲しいのが県指定文化財の《漁具類集》の複製展示です。
宮古水産高校所蔵で、明治23年に東京で開催された第三回内国勧業博覧会に出品
された貴重なもの。
それだけではなく、本当に面白いんです。
明治の漁具なのに、今でも変わらず使われている優れた物だったり、今では釜石では
獲れないだろう魚が当時は獲れたんだな、とか、この漁にはこれだけの人数が必要だとか
図解で描かれていたりして文が理解できなくてもとても興味深い展示になっています。
そして展示を楽しんだ後は、是非アンケート記入してみて下さいね。
海草の複製しおりがもらえますよ。
水産技術センターでは24日(土)10:00~16:00 公開デーとして
○ 今年3月に完成した「岩手丸」の公開
○ 100周年記念企画展
○ 磯の生き物水族館
○お魚図鑑を作ってみよう
○ ワカメの芯抜き体験
○ 小さな海の生き物・プランクトン観察
○ 人工潮流池で海の生き物と触れあおう
○ 貝殻細工作り体験
○ 裏千家 川畑社中によるお抹茶サービス 等を行います。
この機会に是非、足を運んでみて下さい。