改正個人情報保護法合同説明会を開催しました。

6月5日(月)、大船渡市民文化会館リアスホール マルチスペースにて
「改正個人情報保護法合同説明会」が開催されました。
この合同説明会は、NPO法人@リアスNPOサポートセンター(釜石市)
大船渡市市民活動支援センター(大船渡市)、
NPO法人陸前高田まちづくり協働センター(陸前高田市)が共同で開催したものです。

講師に個人情報保護委員会 事務局より、上席政策調査員 石井 純一氏をお迎えし、
個人情報の基本的なルールや罰則についてご説明をいただきました。

当日会場には、大槌町・釜石市・大船渡市・陸前高田市・住田町や
宮城県気仙沼市から総勢60名を超えるみなさんが参加され、講師の説明を
熱心に聞いておりました。
これまでは、取り扱う個人情報の数が5,000件以下である事業者は規制の
対象外とされていた制度が廃止され、平成29年5月30日からすべての
事業者に「個人情報保護法」が適用されます。

説明会では基本的な4つのルールを丁寧にご説明いただきました。

  • 個人情報を取得・利用する際は、利用目的を特定し、その範囲内で利用する。
    (勝手に使わない!)
  • 漏えい等がないよう、安全に保管する。
    (なくさない!漏らさない!)
  • 第三者に提供する場合は、あらかじめ本人から同意を得る。
    (勝手に人に渡さない!)
  • 本人から開示等の請求があった場合はこれに対応する。
    (お問合せに対応する!)

私たちNPO法人や市民活動団体も活動の中で個人を特定することが出来る
情報を取り扱っております。講座・セミナーを開催した際の「参加者リスト」
や施設を運営されている団体さんは「施設利用者リスト」・ボランティアを
受け入れされている場合は「ボランティア名簿」など、思いのほか個人情報を
取り扱う事が多い状況にあります。

怖がらず正しい知識を持って活動に活かしていただきたいと思います。

※詳細な内容について、個人情報保護委員会のガイドラインをご参照下さい。

(個人情報保護委員会HP)http://www.ppc.go.jp/personal/legal/

この事業はタケダ薬品×日本NPOセンター協働事業
「タケダ・いのちとくらし再生プログラム」の助成を受けて実施しています。

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