10月13日(木)14:00~16:00、大只越町カリタス釜石にて
第71回釜石地域まちづくり連絡会議が行われました。
釜石地域で活動するNPOや行政など6団体8名が参加しました。
9月の『釜石地域まちづくり連絡会議』の際に、2012年よりラグビー
ワールドカップを釜石に誘致するために釜石市鵜住居町でラグビーカ
フェを開催し、誘致が決まった以降も場所を釜石駅側にあるシープラザ
の2階に移し、継続的にラグビーカフェを行っているNPO法人かまいし
リンクさんから活動に係る困りごとについて相談がありました。
しかしながら、私たちもラグビーワールドカップについての基礎的な知
識も乏しく、知らない事も多いため、10月の『釜石地域まちづくり連
絡会』の場で、釜石市生涯学習まちづくり出前講座をお願いして「ラグ
ビーワールドカップ2019釜石開催」について学ぶ機会を設けました。
今回はNPOが運営している障がい者の方の自立支援を目的とした居場所
の利用者の方が参加され、これまで、利用者のみなさんで相談されてき
た以下の想いについてご意見をいただきました。
「私たちは、障害を持っていて自らスポーツに参加することが難しい。
けれど、3年後に釜石で行われるラグビーワールドカップ2019には何ら
かの形で参加したいと思っています。自分たちにできることはないか、
市のラグビーワールドカップ推進室の方々と相談し自分たちにできるこ
とをサポートしていきたいと思っています。また、スタジアムに関して
完成してからでは遅いので建設段階から障害者の目線で協力できること
をしていきたいと思っています。」
これまで、「釜石地域まちづくり連絡会議」では釜石地域で活動されて
いるNPOや市民活動団体、行政の方々にお声がけしご参加いただいてお
りました。今回の様に利用者の方にご参加いただいた事は初めてでした
が、NPOの皆さまが普段どのような活動をされているのか、どのように
関わりを持っているのかなどを知るよい機会をいただきました。
今後も各団体のみなさまが係る方にご参加いただける機会を作っていき
たいと思います。
この事業は「赤い羽根災害ボランティア・NPO活動サポート基金」の助成を受けて実施しています。