5月12日(木)14:00~15:00、大只越町カリタス釜石多目的ホールにて
第66回釜石地域まちづくり連絡会議が行われました。
釜石地域で活動するNPOや行政など9団体12名が参加し、
活動状況の共有と今回は「岩手県災害派遣福祉チーム」として熊本に
行かれた方から熊本地震による現地の状況についてお話しいただきま
した。
藤原さんの派遣先は熊本県益城町。現地に入られたのは5月4日~10日。
(2日移動日)
石垣が崩れ、新築と思われる住宅の柱がくの字に折れ曲がっているのを
目の当たりにして、東日本大震災で体感した地震とは違う規模の地震で
ある事を痛感したそうです。
避難所の福祉相談コーナー「さしより相談処」での勤務。さしよりとは
熊本弁で差し当たりという意味だそうです。
相談処には行政機能が滞っているため、罹災証明の発行や仮設住宅、
災害支援金などの情報が断片的に流れ、マスコミ情報や噂話とで混乱
避難した方々が相談に来る事が多かったとお話しがありました。
会議に参加された方々から
「東日本大震災発災時の避難所運営や緊急対策本部などでの
ノウハウを活かす事は出来ないのか。」
などの意見が出されました。
今までの震災のノウハウを活かした、継続的な支援を考えて
いければと思います。
この事業は「赤い羽根災害ボランティア・NPO活動サポート基金」
の助成を受けて実施しています。