「活版体験ワークショップ」 by 足りない活字のためのことば展

5月5日(月・祝)に「みんなの家  かだって」にて、【足りない活字のためのことば展】の
特別企画 活版体験ワークショップが開催されました。

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今回の【足りない活字のためのことば展】は、12の作品を実際に印刷した手動活版印刷機と、
一つひとつの活字を使ってオリジナルカードの作成を体験し、
地元のお菓子屋さんのかまだんごや柏餅を食べながら、参加された皆さんでお茶をしながら
「ことば」を楽しむというイベントです☆

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今月4日から始まった常設展ですが、ゴールデンウィーク期間中ということもあって
多くの方が足を運び、ワークショップ開始とともにご家族でお越しいただいたりと盛況でした!

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あらかじめ、銀河鉄道の夜の一節の活字がセットされている活版印刷機を使い、
参加された皆さんは印刷機の目新しさやレバーの感触や重さに驚いていました。

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また、オリジナルカードの制作では、なかなか触れる機会のない活字を最初選ぶのが
大変そうだったり、どんなことばにしようか迷う場面もありましたが、やっていくうちに活字の
面白さにはまっていくようでした。

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15時からは今回の活字を提供してくださった釜石市浜町の藤沢印刷所(現フジサワ代表)の
藤沢敏さんと、 版画家の溝上幾久子さんのミニ・トークセッションが行われました。

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お二人には、今回の展示イベントのいきさつや想いをお話ししてくださいました。

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[写真・藤沢敏さん]

東日本大震災で無事だった活字。しかし、藤沢さんは断腸の思いで処分することを
決断したそうです。ガレキ処理とともに、3階にあった多くの活字を1階に滑り台を使って
降ろす時、活字が泣いているような音がしたというお話しや、「今回のイベントで活字が
一番喜んでいる。」という藤沢さんの言葉がとても印象的でした。
活字が人の手に渡り、色んな方との繋がりが生まれたことで、今回の企画が実現して
とても嬉しいとお二人とも語っていました。

 

次回の特別企画は、5月24日(土)18:30~20:30の朗読会です。
今回詩を紡いだアーティストの方数名が出演予定ですので、お楽しみに♪
詳しくは日にちが近くなってから告知します!詳しく知りたいという方は、前回の【イベント告知】
足りない活字のためのことば展のブログまたは、「みんなの家  かだって」にあるチラシをご覧ください。

常設展については、6月1日まで(月曜休館)10:00~18:00に開催しています。
皆様のご来館をお待ちしています^^

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