復興カフェ第6弾 IN みんなの家・かだって

11月8日(金)の夕方18時30分から始まった
【神戸18年の復興から学ぶ商店街の復興!!】と題した復興カフェ第6弾が
只越町(ただごえちょう)にある「みんなの家・かだって」で開催されました。

今回は1995年から神戸市灘区灘中央地区まちづくり協議会に参加されて居る
「天川 雅晴(あまかわ まさはる)さん」と、この会にご参加の皆様には、もう顔なじみの
「三谷 真(みたに まこと)さん」をゲストスピーカーにお迎えし、お話しを頂きました。

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二部構成で始まった今回の復興カフェは
◎第一部を「大型商業施設との共存」
◎第二部を「こらからの釜石の商店街を考える」 の内容で会は進行しました。

【大渡~只越・浜町の商店街の作りをどう考えるか】

釜石の商店は「再生」ではなく、「新生」であってほしいです。

失敗するは皆一緒。
成功するも皆一緒。
それをどう共有出来るか。 「共有力」これが、これからの課題なんです。

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《写真》天川 雅晴さん

そう、熱く語って下さった天川さんのお話しに、(自身の立場を鑑み)目を閉じたまま聞き
入る方、うなずきながら聞かれる方など反応も様々でした。

『情報の発信はスピードが肝心。
皆、各々に考えては居るのだか、残念ながらその声は行政に届いては居ない。
早くテーブルに乗せる事。皆で、共有する事!! 』

前回開催の”復興カフェ”から4か月余り。
前回のゲストスピーカーの伊東さんは、”商業の側の復興”をお話し下さいましたが、今回、
天川さんは商店街の皆さんに「耳の痛い話ですが」と前置きをされ、”住民ありきの復興論”を
お話しになりました。

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↑《写真》神戸市の震災地域商店街の分布図

外部に頼りっきり、まかせっきりの復興では道は開けません。儲かるのは外部の会社だけです。
私達は、私達の手で商店街作りを考え、その為には何が必要なのかを発信し、共有する事
が大切です。

釜石の商店街は「再生」ではなく、「新生」であってほしいです。

何度も話されたこの言葉が、私の心に残りました。

 

開催予定時間は、あっという間に過ぎ、商業者の皆さんの関心の深さを伺い知るのに充分
でした。
終わりがけ、来年3月にOPEN予定の大型商業施設の店舗情報交換と、周辺建物の情報
交換をし、会を終了しました。

logo_shien[1]  この事業は「赤い羽根災害ボランティア・NPO活動サポート基金」の助成を受けて実施しています。

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