5月24日、【釜石市立釜石小学校】に
ヨルダン・ハシミテ王国(以下ヨルダン)のラーイヤ・ビン・アル・フセイン王女
(以下ラーイヤ王女)が訪問し、児童のみなさんと国際交流を深めました。
5月26日に運動会を控えた釜石小学校、1・2年生の玉入れの練習に参加され、
紅組の児童と一緒に玉入れを行いました。
(ヨルダンには運動会はあるのでしょうか?お聞きすればよかったです。)
結果は・・・。
1つ差で紅組の勝利。
(この日は練習ですから白組さんも運動会では頑張って!)
その後、ヨルダンの民族衣装に着がえ3年生~6年生と交流を行いました。
ラーイヤ王女が着ている民族衣装はアバヤといい、ヨルダンのそれぞれの地域によって
織物の織方や模様が異なり、民族衣装も異なるのだそうです。
ラーイヤ王女はイギリス留学中に日本語を学び、その後日本に留学。
昨年1月から国際協力機構(JICA)東京本部でインターンシップを行っている
事もあり、日本語がとても堪能で、私もとても驚きました。
児童のみなさんから「おぉ~」と驚きの声があがっておりました。
ラーイヤ王女がヨルダンの紹介を始めると、興味深々のまなざしでお話に聞き入って
いました。震災以降、岩手県には大槌町・陸前高田に続き釜石が3度目の訪問
となるそうです。震災直後は大好きな日本で起こった大震災に大変ショックを受けましたが、
日本人の助け合う姿と我慢強さに心より感服したとお話されていました。
また、ヨルダンの子供たちからのメッセージを紹介し、児童のみなさんを励まされておりました。
今回のような機会は児童のみなさんはもちろん、私たちにとっても大変ありがたい事です。
世界各国からの応援の声が聞こえてくるような暖かい気持ちでいっぱいになりました。
これは、ラーイヤ王女の気さくで優しく、親しみやすい人柄に触れたからなのでしょう。
ラーイヤ王女、本当にありがとうございました。