9月11日 【釜石市・佐須(さす)地区】において、盛岡のアジア航測(株)・男前厨房・
タックエンジニアリング提供による「炊き出し イン 釜石」が行われました。
9月11日は、「3・11 東日本大震災」からちょうど半年の節目にあたり、また岩手県知
事選挙・岩手県議会議員選挙及び釜石市議会議員選挙の投票日とも重なり、かな
り複雑な心境でしたが、普段からあまりボランティア団体も入らない地域で炊き出しをした
いと言うことで、佐須地区で開催されました。
当初予定していた時間は、午前11時~午後2時の予定でしたが、住民の方々も大
勢参加し大盛況で、炊き出し開始から約2時間で唐揚げや焼き鳥が予定数量に達
した為、時間を少し早めて終了しました。
お腹いっぱい頂いて、心も体も癒されました。
炊き出しをしていただいた、皆様方(ホントにお疲れさまでした・・・。)
炊き出し終了後、津波があった日からちょうど半年の節目に当たるということで黙とうをす
る為、急遽、炊き出し団体の方々と一緒に漁港まで歩き、「ここに家があったんだよ・・・。」
とか「ここまで津波が来たんです!」とか説明しながら漁港までの道のりを歩きました。
一緒に歩いた人は、津波の痕跡がまだまだ多く残り、生活用品などが点在する光景を目に
して、改めて津波の脅威を感じているようでした。
そして、漁港到着後、東日本大震災で犠牲になった方々を慰霊しようと黙とうを行いました。
岩手・宮城・福島と広範囲の被災地域で、未曾有の大被害を受けながらも、幸い、佐須
地区は、犠牲者0名は地域が誇る宝物です。
最後に、今回の炊き出しは、地域住民も本当に楽しみにしていた炊き出しで、美味しく、お
腹いっぱい頂いた上に、アルコール類も頂き、満足いたしました。ありがとうございました。