
この記事の目次
アットマークリアスNPOサポートセンター 今年度事業の概要
― つながりを支える“場”として、地域のあかりを絶やさないために ―
■ 私たちのミッション ― 地域の課題とともに歩む
アットマークリアスNPOサポートセンターは、2004年に岩手県釜石市で設立されたNPO法人です。
まちづくり・人づくり・仕組みづくりをキーワードに、震災前から続けてきた地域課題への取り組みは、2011年の東日本大震災を経て一層深化しました。
震災後には仮設住宅への訪問支援や、クラウドを活用した地域支援、そして被災者を見守るLINEシステムの活用など、“地域のつながり”を支える活動を一貫して展開しています。
現在は、「みんなの家・かだって」という地域拠点をハブに据え、孤独・孤立の予防と暮らしのDXをテーマに、世代を問わず地域と人を支える活動を進めています。
■ 今年度の重点事業
2025年度は、以下の3つの柱を中心に取り組みを展開しています。
🔹 1. 孤独・孤立の予防とつながりの創出
- スマホ教室(全18回):LINEや写真、検索などの基礎を学びながら、シニア世代との日常的な接点を創出
- LINE見守り機能:「元気ですか?」と問いかける仕組みと個別チャットによる対応
- 交流会・相談会の開催:「なんとなく来ていい」場所で、孤立しない地域社会を目指します
🔹 2. 地域・暮らしのDX推進
- LINEを活用した防災情報の配信と日常支援
- 地域SNS的な情報共有と住民参加の促進
- 高齢者・地域団体向けのデジタル相談会・体験イベント
🔹 3. 子どもたちの学びと居場所づくり
- マインクラフトを使ったプログラミング教室
- 不登校傾向のある子どもへの個別学習支援
- 遊び・体験・創作を軸にした子ども向けイベント
■ みんなの家・かだって という拠点
これらすべての取り組みの中心にあるのが「みんなの家・かだって」です。
震災直後、小さなプレハブにともした灯りから始まったこの場所は、今も変わらず「誰もが理由なく立ち寄れる居場所」として、地域の安心とつながりを生み出しています。
ここで行われるスマホ教室、相談、子どもたちの学び、LINEを使った見守り――すべてが、「顔が見える関係性」をつなぐ仕組みとして機能しています。
📄 詳細資料のダウンロード
この記事の元となった「みんなの家・かだって」に関するPDF資料はこちらからご覧いただけます。
活動の背景や成り立ち、取り組みの詳細を、より深くご理解いただける内容となっています。
■ ご支援のお願い ― 「あかりを絶やさない場所」を、続けていくために
「ここがあって、よかった」
そんな声を絶やさずに続けていくためには、みなさまのご理解とご支援が必要です。
💝 寄付で支える
ご寄付は、以下のような用途に活用されます:
- 拠点の維持費(家賃・光熱費・備品など)
- デジタル機器の整備(スマホ・タブレット・見守り端末)
- スマホ教室・子ども教室など講座運営費
- スタッフ(相談員・ファシリテーター)の人件費
🧡 会員として継続的に応援する
- 継続支援で活動基盤を支えてくださる「サポートメンバー」を募集中
- 活動レポートや動画メッセージを年に1回お届け
▶︎ 入会案内はこちら
🤝 ボランティアとして一緒に活動する
- スマホ教室のサポート
- イベント企画や運営補助
- LINEなどデジタルツールの相談支援
▶︎ お問い合わせはこちら:info@rias-iwate.net
■ 最後に
「人とつながること」「居場所があること」
それは、誰かの暮らしを根っこから支える力になります。
アットマークリアスNPOサポートセンターは、これからも釜石という地域で、誰かが“また来たい”と思える場所を守り続けます。
そのために、どうかあなたの力を貸してください。