
2024年12月19日(木)には、釜石青年会議所(釜石JC)の方々とともに、第4回「デジタルを活用した暮らしと防災のアイデア発掘ワークショップ」を、みんなの家で開催しました。お仕事終わりにお集まりいただいた参加者の皆さんとともに、活発な意見交換が行われました。
こちらのワークショップでも、相内洋輔さん(一般社団法人 妄想からアイデアを共創する協会)によるオンラインのファシリテーションのもと、「モウトレ」を実施。
今回は、事業者視点からの実用的かつ創造的なアイデアが多数生まれました。
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🤖 「孤独感・孤立感を察知してくれるペット型ロボット」
災害時や日常の不安を和らげる、見守りと癒しの融合アプローチ。 -
🛣 「道路に照明を埋め込み、災害時に避難所まで誘導するシステム」
安全な避難行動を支援するインフラ型の防災アイデア。 -
🚌 「バスの到着時間がわかるアプリ」
通勤や通学時の利便性向上に加え、災害時の移動手段確保にも貢献。 -
🦌 「シカの行動範囲がわかるアプリ」
交通事故防止や山間部の見守りに役立つ地域密着型情報共有。
まちづくりには、地域の実情をよく知る事業者の視点が不可欠です。今回のワークショップでは、特に若手事業者の皆さんが日頃感じている釜石の課題や気づきについて直接伺うことができ、地域のリアルな声に触れる貴重な機会となりました。
今後は、こうした事業者の視点とともに、NPOや高校生など多様な立場の方々と連携しながら、さらなるアイデアの発掘と地域づくりにつなげていきたいと考えています。
次回は「アイデアソン」へつながります!
これらのワークショップで共有されたアイデアは、次回2月に予定されている「アイデアソン」へと引き継がれ、より具体的なプロジェクト案として深掘りされていく予定です。地域の声を活かし、未来の釜石を形づくる取り組みに、今後もぜひご注目ください。
本イベントは、2024年度年賀寄付金事業の助成を受けて実施されています。