3月17日(水)・18日(木)久しぶりにメンバーのみなさまと盛岡に集合し
リンクアップ会議を開催しました。
新型コロナウイルス感染症の影響により集合での会議は昨年9月の福島市いらい。
今回は東日本大震災発災から10年をふりかえり、この先のNPOサポートリンク
の在り方を考える2日間の会議です。
年度末の忙しい中、17日は9名、18日は11名が参加。
【1日目のワーク】
2011年3月11日~2021年3月の3県の動き、活動地域(市町)の動き、
その時、地域にはどのような課題があり、自分たち(団体)は何をしたのか、
その成果などを書き出して見ると、10年間の足跡が壁一面に張り出され
岩手県、宮城県の市町(釜石市、大船渡市、陸前高田市、気仙沼市、多賀城市、仙台市)
の状況や課題、活動も重なる部分が結構ある事がわかりました。
しかし、福島県の市町(南相馬市、福島市、浪江市)の課題は原発によるものが多く
復興の進みの違いを改めて感じました。
2018年~2020年の3年間ではNPOサポートリンクの活動のふりかえりが加わり
研修、運営者会議、視察研修がどのように自団体や地域活動に活かされたのか、
今後、中間支援組織として地域の課題をどのように捉え、何をするのか。
そのためにこのネットッワークをどう活かすのかを考えました。
【2日目の会議】
現在、3県の沿岸地域・県域で活動する中間支援組織・支援センター16団体で
構成されている《NPOサポートリンク》。
東日本大震災後、沿岸地域には多くのNPOが立ち上がり活動しています。
この10年の間でNPOはもちろん、地域を取り巻く環境は変化しています。
この先、地域や行政とNPOはどのように関わり活動していくのかを見据え
NPOサポートリンクで学び、考え、行動していきたいと思います。
本事業は、「タケダ・いのちとくらし再生プログラム」自主連携事業
一環として日本NPOセンターとアットマクリアスNPOサポートセンターが
実施しています。