3月21日(土)、1月24日に提出したの「子ども街づくり倶楽部 提言書」について
釜石市長より回答を頂けるという事で、再び市長室を訪問致しました。
メンバー全員が希望高校への進学が決まったということで市長より「おめでとう」の言葉を頂きました。
メンバーから笑みがこぼれ少し緊張がほぐれた様子。
テーブルの上には子ども達が歩いて検証した付近の地図が準備されておりました。
若崎副市長より「通学路の街灯について」「避難看板について」「運動場について」の
3つの項目について説明がありました。
【通学路の街灯について】
嵩上げ工事などで今すぐ街灯を設置する事が難しい場所もありますが、危険な場所には
新設したり、暗い街灯はLEDに変更したり、出来る限りの対応を致します。
また、6台のガーデンライトを準備しましたので、少しでも安全に通学出来る様に
みなさんで設置場所を相談し、後ほど釜石市にご連絡下さい。
【避難看板について】
津波から素早く迷わず避難できるよう、経済産業省が、避難場所まで誘導する標識のルールを
日本工業規格(JIS)で定めました。その看板が出来上がってきましたのでこれから市内に徐々に
設置していきます。また、今回みなさんが歩いて確認した海岸付近には本当に看板が少なく、
地域外の方が避難場所まで逃げるのは難しいと思います。
ですから、避難場所までの経路を大きな地図で日本語以外の言語でも表記したものを設置します。
【運動場について】
みなさんが調査しまとめた通り、グラウンドなどには応急仮設住宅が建設されています。
釜石市は学校の校庭に応急仮設住宅は建設しておりませんので、何とか学校では運動が
出来るかと思います。復興公営住宅の建設も進んではおりますが、
もう少し時間がかかると思われますので、我慢してください。
提言書への回答をみんなで分担し、聞きもらさない様メモを取りました。
この回答にメンバーは何を思ったのでしょうか。
回答とガーデンライトをいただき、一安心したメンバー。
23日には、アンケートに協力してくれたクラスメイトや提言書作成にあたりアドバイスを頂いた
復興庁の田村さんを招いて活動報告会を開催します。
どのような報告会になるのか楽しみです。