8月8日、15:00~只越町(ただこえちょう)にある「みんなの家・かだって」で
【釜石の未来に対する思いを語り合う】ワークショップが開催されました。
このワークショップは「子ども街づくり倶楽部~Brave~(メンバーの意向で改名しました)^^;」
のメンバー(向かって前列右から:高橋昭次君、佐藤勇飛君、後列左:千葉隆昭君、石川凱生君)
4人が中心となって開催した会です。
彼らは、この夏休み期間中、週2日~3日「みんなの家・かだって」に通い、
《釜石市復興まちづくり基本計画》(釜石市ホームページより)について勉強をしてきました。
特に、7つの基本目標を重点的に「いいところ」「もっとこうした方がいい」という自分達の考えを
まとめていました。進めていくうちに、もっと多くの人に復興について聞いてみたいと思うようになり
今回の開催となりました。
当日、集まったのは大平中学校3年生の男子11名です。
Breveメンバーは、参加メンバーを集めるところから当日の司会、始まりのあいさつ、
これまでの活動内容の紹介、終わりのあいさつなど役割分担を自分達で決め 準備を進めてきました。
ワークショップでは2つのグループに分かれ、7つの基本目標の中でも、
彼らが気になる4つの基本目標について友達と意見を出し合いました。
★暮らしの安全と環境を重視したまち
★絆と支えあいを大切にするまち
★強く生き抜く子どもを育てるまち
★歴史文化やスポーツを生かしたまち
各グループではBraveメンバーが今まで勉強してきた事を説明しながら
意見がたくさん出されるようにファシリテイタを務めます。
開始から2時間、各グループで出された意見の発表が行われました。
子ども達から出された意見は、私たち大人も共感できる事が多く、子どもの鋭い目線に
驚かされました。また、子ども達の【釜石復興への強い思い】を改めて知る機会となりました。
2時間半に及んだこのワークショップでメンバーは参加してくれた友達からたくさんの貴重な意見を
もらう事が出来ました。この意見と自分達の意見をまとめあげ、8月下旬に釜石市へ提出する予定です。
「子ども街づくり倶楽部~Brave~」のメンバーは大きく一歩前進した1日でした。
この事業は「赤い羽根災害ボランティア・NPO活動サポート募金」の助成を受けて実施しています。