東日本大震災の津波の影響で唐丹小学校(とうにしょうがっこう)が被災しました。
唐丹小学校は防波堤のとなりにあり三階まで浸水し、11月5日から取り壊し作業開始です。
1982年開校から約30年間唐丹町と慣れ親しんできた校舎とお別れとなると、
仕方がない事ですがとっても寂しい気持ちでいっぱいです。取り壊し作業が始まる前日の11月4日(日)唐丹小学校校庭で「感謝とお別れの会」が
開催され、歴代の教職員、卒業生、在校生、地域の方々約100名が集まり
唐丹小学校が久しぶりに賑わいを見せました。唐丹のお母さん方特製つみれ汁、おにぎりを頂き会食をしながら「昔はこうだったよね~」
と思い出を語り合い、校舎との最後の思い出を作っていました。
8名の歴代教職員も一人ずつ唐丹小学校との思い出を語りこの校舎で出逢って結婚したと
語るご夫婦の教職員もいました。
教職員の方々皆さんが「まさかこの校舎が波にのまれるとは想像できなかった。」と話していて
今回の震災は「まさか、まさか・・・・」の連続の思いが起こる程の津波だったんだと
改めて感じました。校内に入り一階から三階まで見て回りましたが変わり果てた校舎に唖然としながらも
懐かしい気持ちでいっぱいに。黒板も3月11日(金)のままでした。良く消えないで残っていたなーと思います。
「ここは何年教室だよね!ここは保健室だよね!」と懐かしい記憶を辿って思い出しながら
見て回りました。記念品としてタンブラーを頂きました。唐丹小学校の航空写真と校歌の一部が入っています。
唐丹小学校との最後の思い出を作りが出来、今までありがとうを皆で伝える事が
出来ました。この校舎は来年3月までに全て取り壊し更地になる予定との事です。
唐丹小学校の生徒は唐丹中学校の敷地に仮設の小学校が建ち、今は仮設の小学校
で勉強をしています。
いずれは唐丹中学校の敷地内に小、中一体の施設を建設する事が決まっている様です。唐丹小学校今までありがとう!
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