7月13日9時すぎ、釜石市鵜住居トモスには小学生・中学生の親子が
続々と集まってきました。その数40名!
Minecraftカップ2019全国大会の公式イベントのワークショップに
参加されるみなさんです。
このイベントはMinecraftという3Dのサウンドボック型のゲームで
架空の世界に釜石鵜住居復興スタジアムを再現するというものです。
まずは現場調査ということで鵜住居復興スタジアムを見学に行きます。
鵜住居復興スタジアムでは釜石市長からみなさんに
釜石鵜住居復興スタジアムが建設されている場所が東日本大震災以前
鵜住居小学校、東中学校が建っていた場所であること、スタンドの椅子
には2017年5月に釜石市尾崎半島の森林火災の被害木や他地域からの
寄贈品が使用されていることなどの説明や子どもたちに向けたメッセージ
をお聞きしました。
その後、Minecraftカップ2019アドバイザーのタツナミシュウゴさん
から作成するために「フィールド、スタンド、建屋のここ確認してね」
の説明を受けながらスタジアムを見学しました。
お天気もよく天然芝のグラウンドと青い空、スタンドから見える海。
とても気持ちがいいです。
スタジアムを離れる前にみなさんで記念撮影。午後はがんばって!!
お昼を挟み会場を釜石PITに移し、
いよいよMinecraftでのスタジアム作成が始まります。
今回は教育版マインクラフト(Minecraft: Education Edition)
をWindows10搭載のパソコンで行います。
※教育版マインクラフト(Minecraft: Education Edition)は教育向け
のマインクラフトで先生と生徒さんが一緒の環境で使用することが出来ます。
普段ゲーム機でマインクラフトを行っているお子さんも多くパソコン
での操作にちょっと手こずっていましたが・・・慣れるのも早い!
「フィールドチーム、スタンドチーム、建屋チーム」に分かれて
スタジアムを造っていきます。
子どもたちはものすごい集中力でスタジアムを再現していきます。
3時間後・・・・。スタジアムが完成しました。
いかがですか。午前中見学したスタジアムが再建されていますね。
子どもたち3時間休むことなくパソコンに向かっておりました。
この集中力には感銘を受けました。
フィールドを作成する際はプログラムを活用したり、
選手控室の扉はレットストーン回路と使用した自動ドアだったりと
プログラミング体験もでき子どもたちはとっても刺激を受けた1日となりました。
今回釜石地域の子どもたちに機会をくださった
Minecraftカップ2019全国大会実行委員会のみなさま
ボランティアのみなさま本当にありがとうございました。