この記事の目次
認知症カフェの開設を応援します
全国に増えてきている「認知症カフェ」。各地に多くのカフェが誕生し,
認知症の人を地域で支えていくための拠点となることを願い,
新しくカフェを立ち上げる団体・グループを応援するための助成金です。
認知症になっても住み慣れた地域で暮らすために・・・
超高齢社会の現在,認知症のご本人が,できるだけ住み慣れたまちで
力を発揮して暮らしていけるよう,認知症の人を地域で支えていくことが求められています。
「認知症カフェ」の広がりが,認知症になっても住み慣れた地域で暮らせる,
そんな社会の実現につながるよう,あなたの大切なまちに「認知症カフェ」を開設してください。
「認知症カフェ」の目的
「認知症のご本人とご家族にとって居心地の良い居場所」をつくる
「認知症ケアの体制づくりや情報発信の拠点」にする
「認知症のご本人が安心して参加でき,自身の力を発揮できる場所」をつくる
などの目的をもった「認知症カフェ」を対象にしています。
向こう3年間の運営を応援します
- 募集期間 2017年5月10日(水)~6月12日(月)(郵送必着)
- 助成金額 総額1,000万円 1か所につき最大100万円まで
- 助成対象 2017年9月~12月の間に新しく開設する認知症カフェ
開設のための初期費用と,3年間の運営費として
1.助成対象
- 2017年9月から12月まで(贈呈後3か月以内)に新規で開設する「認知症カフェ」
- 開設後,運営できるだけの会場,スタッフが確保できていること
- 3年以上の継続が見込めること
- 地域活動として意義があると思われる運営方針であること
- 地域住民が運営の中心メンバーにいること
(医療・介護・行政関係者のみでの実施ではないこと。
株式会社や事業所などでの開設の場合は,法人単独の開催ではなく,
多職種,様々な立場の人が集まり結成されたグループであること) - 市民ボランティア(地域住民)が力を発揮できる場であること
- 「認知症カフェ」を通して,地域の中に新しい資源や人的な
ネットワークを育んでいけること - 認知症カフェを通して実現したいことが明確にあり,その達成にむけ,少なくても
月に1度は認知症カフェ,または関連する事業や勉強会などを開催すること - 他の団体から開設のための助成を受けていないこと。ただし,開設後,
継続するための他の助成や補助金は問わない - 実施主体の法人格は問わないが,「認知症カフェ」での営利を目的としていないこと
※認知症予防カフェやコミュニティーカフェ,ケアラーズカフェは対象になりません
2.助成できる団体・グループ
- 政治活動,宗教活動又は利用者に対する営業活動を行わない団体・グループ
- 法令および公序良俗に反しない団体・グループ
- 反社会的な活動にかかわっていない団体・グループ
- 飲食の提供等にあたり,衛生面に十分配慮している団体・グループ
- 参加者の個人情報およびプライバシーの尊重・保護に万全を期す団体・グループ
3.助成期間と金額
1か所につき,開設のための初期費用と向こう3年間の運営費として
最大で100万円まで助成します。
なお,支払いは年度ごとに分割してお振込みいたします。
※助成金額は1団体につき,最大で100万円までですが,必要な経費だけを
申請いただくようお願いいたします。
(収支計画の内容によっては,一部減額をして助成をさせていただく場合もあります)
4.募集期間
2017年5月10日(水)~6月12日(月)(必着)
5.助成内容
開設のための準備費,および向こう3年間の運営費として使用できます。
運営費の中には,30%まで人件費を含むことができます。
6.応募方法
応募書類をこちらからダウンロードするか,メール,電話,ファクスなどで
直接請求し,郵送で応募してください。
【お申し込み・お問い合わせ】
朝日新聞厚生文化事業団
「認知症カフェ開設応援助成」事務局
〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2
TEL:03-5540-7446 FAX:03-5565-1643
Email:n-cafe@asahi-welfare.or.jp
詳しくは社会福祉法人朝日新聞厚生文化事業団をご覧ください。