《唐丹地域郷土芸能祭》

4月27日(日)、三陸鉄道南リアス線唐丹(とうに)駅前広場にて
三陸鉄道復興イベントとして唐丹地域郷土芸能祭が行われました。
この日はお天気も良く、町内はじめ県内から沢山の方々が集まりました。

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はじめに、開会のあいさつの後、郷里を離れた唐丹中学校同窓生の方々から桜の苗木が
唐丹町に送られました。桜の苗木は唐丹駅前の花壇をはじめ、盛岩寺(せいがんじ)境内など
町内各地、平成28年完成予定の小・唐丹中学校校庭に植樹されるそうです。

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この桜には「いつまでも自然豊かで美しい故郷であってほしい」との願いが込められています。

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唐丹中学校生徒による「よさこいソーラン」が披露され、みなさんの大きな拍手が終わるころ

2基の御神輿が入場してきました。

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小白浜(こしろはま)地区の「西宮神社」の神輿と花露辺(けろべ)地区の御神輿です。
3年に一度の天照御祖(あまてらすおおみかみ)神社祭典には3基の御神輿が
見物客や行列を乱す程、暴れる神輿ですが、今回は少し大人しい感じでした。

御神輿がお旅所に入ると、町内から、地元のみなさんおなじみの郷土芸能が披露されました。

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↑本郷(ほんごう)地区:伊勢太神楽

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↑片岸(かたぎし)・川目(かわめ)地区:常龍山御神楽

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↑大石(おおいし)地区:大石虎舞

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↑荒川(あらかわ)地区:熊野権現御神楽

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↑本郷(ほんごう)地区:櫻舞太鼓

東日本大震災の翌年、3年に一度の天照御祖神社祭典の年にあたっておりましたが
津波で衣装や太鼓などが流された団体もあり、開催されませんでした。
4年ぶりに唐丹町の郷土芸能が披露され、地域のみなさんは心から喜び、笑い、楽しんで
おりました。「この笛っこがいいんだよなぁ」「それ、がんばれ」の掛け声や、思わず踊りに参加する人
もいたり、子どもの頃から慣れ親しんだはやしを聞いていると、思わず踊りだしたくなる様な
そんな気持ちにさせられたひと時でした。

来年は、いよいよ天照御祖神社祭典の年にあたります。
お祭はみんなを元気にする不思議な力がある。来年の4月が待ち遠しいです。

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