【日本全国から16人のチェロ弾きがやってきた!】IN釜石平田サポートセンター

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7月28日(土)釜石平田(かまいし へいた)第六仮設団地のサポートセンター
にてチェロアンサンブルコンサートの演奏会が開催されました。

主催の【チェロアンサンブル協会】は1995年の 阪神・淡路大震災後の、1998年11月29日
に神戸で阪神・淡路大震災復興支援を目的として 第1回1,000人のチェロコンサート を開
催しました。
その後、2001年7月に第2回、2005年5月に第3回を神戸、そして2010年5月には広島で
平和を願い、合計4回の1,000人規模での一大チェロアンサンブルコンサートを開催し、2011年
3月11日の東日本大震災を経て、2011年11月には宮城・岩手両県にわたる16名規模の支
援を行っています。

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今回は岩手沿岸地域にて開催し、参加者は全部で16-18名で、大分、神戸、大阪、仙台
岐阜、などから駆けつけて頂きました。

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会場には『本物の音色』が響き渡ります♪

演奏された曲は全部で11曲、クラッシック・演歌・ポップス・アニメ曲と来場者を飽きさせない
構成となっていて、時折 皆での合唱や、体を揺らしながら手拍子をしたりと会場はとても和やかな
雰囲気に包まれていました。

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このメンバーの方は 阪神・淡路大震災の被災者で当時、ろっ骨を骨折する大けがをされたそうです。
その後、少しずつ街が復興して行く中、反比例して「自分達の現状を忘れ去られて行く」と言う怖さを
痛感し、その時の想いが今回の活動に結び付いているのだそうです。

『私たちは東北の皆さんの事を忘れてはいません。一緒に歩んで行きましょう。』とおっしゃって下さい
ました。
その言葉を聞いてとても心が暖かくなり、泣きそうでした。

 

何かのイベントに参加する事で、私たちは≪沢山の皆さんから、沢山の手で、沢山の支援を
頂いて居る≫事を改めて感じる事が出来ました。
この様な活動を地道にされている方々がたくさん居る事も『決して、忘れてはいけない事の一つ』なのだと
感じ、行動する事も”私達の大切な復興”なのだと感じました。

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