みんなの家・かだって「つるし飾り」教室開催

6月30日、Openしたての釜石市只越町(ただこえちょう)の「みんなの家・かだって」で
つるし飾り教室が開催されました。この教室は宮古市(みやこし)で活動されている
輝きの会のみなさんがトヨタ財団の助成金で「被災地での毎日の生活の中で、
少しでも楽しい時間を作る必要がある。知人や友人作りとしての場所づくりを」と開催したものです。

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釜石市での開催は初めてですが、宮古市、山田町、大槌町で開催されています。

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今回は12名の方が参加され、私ともう一人スタッフも参加させて頂きました。

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材料は布の切れ端とコルクボール。
コルクボールにそって、布を張り付けていきます。初めは、時間もかかりうまくいきません。
全部で8枚の布を張り付けていくのですが、少し余裕が出てくると隣の布との柄を考えたり
出来るまでになっていきます。

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布を張り終えると、金糸を溝にそって張り付けていきます。
つるし飾りの1つのパーツを作り終えるまでに1時間~1時間半。
今回は3つのパーツを使用するのですが、残りの2つは輝きの会の方々が事前に
手作りしたものを使用しました。

このパーツ1つ、1つに意味があるそうで、みなさんに人気があったのが金魚。
金魚は福や金運をもたらすという意味があるそうです。

作り終えた後はみなさんでお茶会となりました。
同じテーブルに震災後、私たちが支援物資を運んでいた
箱崎町(はこざきちょう)の民家や尾崎町(おさきしらはま)の旧尾崎小学校に
避難されいた方々と偶然一緒になり「本当にお世話になりました。」と言葉をかけて頂きました。
箱崎町の方は現在仮設にお住まいとの事でした。
ご主人ともどもお元気との事で、本当によかったです。
当時は毎日「自分たちができる事を・・・」と物資を必至に運んでいた記憶がよみがえりました。

「みんなの家・かだって」で再開出来た事も、なにかご縁があったのでしょう。

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